【好評にて期間延長】 油絵額縁/フレーム 日本製 ds-1925829 【F10号/アイボリー】 (ds1925829) 8116 壁掛けひも/アクリル/ 掛け軸
【好評にて期間延長】 油絵額縁/フレーム 日本製 ds-1925829 【F10号/アイボリー】 (ds1925829) 8116 壁掛けひも/アクリル/ 掛け軸

●【メーカー名】(有)太田アート

●【メーカー名】(有)太田アート
掛け軸 小川伯堂 「蓮上観音」 尺五立 掛軸 洛彩緞子佛表装 特殊工芸印刷 桐箱入 宗派問わず 仏事 お盆 お彼岸 仏間に
●【型番】8116F10アイボリー
掛け軸 浅田観風 書 「六字名号」 尺五立 掛軸南無阿弥陀仏 洛彩緞子佛表装 特殊工芸印刷 桐箱入 普段掛けに お彼岸 お盆 仏事に
●油絵F10号サイズ(530×455mm)用
額装 天照皇大神 御神號 荒木田守明 真筆 額入り60.5×37.5cm [尾鷲桧無垢・白ドンス]
●F10号サイズ:530×450mmの油絵用です。
額装 天照皇大神 御神號 荒木田守明 真筆 額入り60.5×37.5cm [尾鷲桧つや消し黒・グレードンス]
●出来のよい日本製の額縁です。
木村玉峰・六字名号(掛け軸・仏書)
●※アクリルには保護シートがついています。
額装 天照皇大神 御神號 荒木田守明 真筆 額入り60.5×37.5cm [尾鷲桧クリアー・白ドンス]
●剥がしてお使い下さい。
掛け軸 掛軸 仏画 清水雲峰・親鸞聖人御絵伝
●※別注サイズもお見積もりいたします。
掛け軸 掛軸 仏画 親鸞聖人御絵伝
●【商品名】
掛け軸 掛軸-富貴花/北山 歩生[尺五 桐箱 風鎮 和室 床の間 花鳥画 かけじく モダン インテリア 壁掛け 安い 贈物 ギフト 日常 年中 飾る]幅54.5×高さ190cm
●油絵額 F10号(530×455mm)
掛け軸 掛軸-十三佛/山村 観峰(尺五 桐箱)床の間 仏間 法事 法要 供養 仏事 初盆 追善供養 お彼岸 モダン インテリア 表装
●【サイズ】
掛け軸 掛軸-高砂/浮田 秋水[尺五 桐箱 風鎮 和室 床の間 慶祝画 かけじく モダン インテリア 壁掛け 安い 贈物 ギフト 日常 年中 飾る]幅54.5×高さ190cm
●額縁外寸:約552×460×厚み53mm
掛軸 掛け軸-六字名号/浅田 観風 南無阿弥陀仏 (尺五 桐箱)床の間 仏間 法事 法要 供養 仏事 初盆 追善供養 モダン 表装
●額縁内寸:530×455mm
掛け軸 掛軸-蒼山水明/北山 歩生[尺五 桐箱 正絹 和室 床の間 山水画 かけじく モダン インテリア 壁掛け 安い 贈物 ギフト 日常 年中 飾る]幅54.5×高さ190cm
●【材質】
掛け軸 掛軸-雲上観音/鈴木 翠朋(尺五 桐箱)床の間 仏間 法事 法要 供養 仏事 初盆 追善供養 お彼岸モダン インテリア 表装
●フレーム:樹脂
掛け軸 掛軸-富士瀧瀑/鈴村 秀山[尺五 桐箱 和室 床の間 山水画 かけじく モダン インテリア 壁掛け 安い 贈物 ギフト 日常 年中 飾る]幅54.5×高さ190cm
●前面:アクリル
掛け軸 掛軸 春 桜花爛漫・森山観月 尺五 花鳥画 桐箱畳紙収納 風鎮付き 床の間
●【特記事項】
茶緞子社殿(45.5×176)cm文字肉筆上紡緞子表装杉箱入り
●壁掛けヒモ付き
仏間額 無量寿 (小木曽宗水)  【佛間額】
●本商品はお取り寄せ商品のため、稀にご注文入れ違い等により欠品·遅延となる場合がございます。
掛け軸 天照皇大神 御神號 荒木田守明 真筆 尺三 白緞子 杉箱入り 45.5×175cm
●誠に恐れ入りますが、何卒ご了承ください。
正信念仏偈の掛け軸 南無阿弥陀仏/仏事書 尺五 風鎮・品質保証付き 送料無料
●また、以下の場合には追加送料がかかる場合がございます。
掛け軸 彩色山水 (佐藤竹風) (掛軸小物なし)  【掛軸】
●·沖縄、離島および一部地域への配送時
真言宗の掛け軸 弘法名号 南無大師遍照金剛/仏事書 尺五 風鎮・品質保証付き 送料無料
●·同梱区分が異なる商品の複数購入時
掛け軸 七福神 (山川旭堂) (掛軸小物なし)  【掛軸】
●【出荷目安】:2 - 8営業日 ※土日·祝除く
仏間額 無量寿 (黒田正庵)  【佛間額】
●【同梱区分】:TS 1926
南無妙法蓮華経の掛け軸 日蓮名号/仏事書 尺五 風鎮・品質保証付き 送料無料
●【梱包サイズ】:通常商品
掛け軸 掛軸 仏画 田村竹世・聖徳太子御尊像
●システムの仕様で配達日時を指定出来る場合がありますが、配達日時の指定は出来ませんのでご了承ください。
観音様の掛け軸 聖観音/仏事画 尺五 風鎮・品質保証付き 送料無料
●こちらの商品はメーカー·取引先からの直送品となります。【代金引換払い】【お届け時間指定】【店頭引き渡し】はご利用になれませんので、あらかじめご了承ください。
掛け軸 遊鯉 (足利蕉峰) (掛軸小物なし)  【掛軸】
●お客様都合によるご注文後のキャンセルは『不可』となっております。またお届けしました商品のお客様都合による「返品 交換」も行っておりません。



掛け軸 白鶴舞老松 (棚橋南陽) (掛軸小物なし)  【掛軸】

仏間額 佛心 (吉村清雲)  【佛間額】

六字名号の掛け軸 南無阿弥陀仏/仏事書 尺五 風鎮・品質保証付き 送料無料

【好評にて期間延長】 油絵額縁/フレーム 日本製 ds-1925829 【F10号/アイボリー】 (ds1925829) 8116 壁掛けひも/アクリル/ 掛け軸

【好評にて期間延長】 油絵額縁/フレーム 日本製 ds-1925829 【F10号/アイボリー】 (ds1925829) 8116 壁掛けひも/アクリル/ 掛け軸

【好評にて期間延長】 油絵額縁/フレーム 日本製 ds-1925829 【F10号/アイボリー】 (ds1925829) 8116 壁掛けひも/アクリル/ 掛け軸

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今回は磯﨑菜那さんの東京藝大の同級生で、昨年大学院を卒業して日本画家として活動している板垣夏樹さんのご自宅を訪ねた。3代つづく江戸っ子だが、親元を離れて自活している。8月にGINZA SIXのギャラリーでみた作品は、写実的に描かれたお犬様と装飾的な山や植物との組みあわせが、厳かななかにも小粋さを感じさせ神秘的な余韻をあたえた。

 

「あおやま桃源郷」


今年はすでに2回の個展が開かれ、11月に予定されている個展もオール新作で臨むという。年内で70~80点近く描くことになる。「世のみなさんが仕事を頑張っているように、私も描いているだけです」。ご本人はこともなげにいうが、実力はもちろん、馬力がないとできないことだろう。

墨田区にあるご自宅は旧い住宅だが、広々とした間取りで居心地がよい。アトリエとして使われている部屋には、夕方ともなるととても気持ちがよい風が入ってくる。(蚊もやってくるが)。ちょっと忘れられないくらいだ。板垣さんは暑いなかでもクーラーを使わずに、汗がたれないように頭にタオルをまいて制作しているらしい。この風がご褒美代わりなのだろうか。

棚には名前のラベルが貼られた岩絵具のたくさんの瓶と、積みかさねられた小皿群がぎっしり。脇には刷毛や筆がつるされ、入口そばには大きなパネルがいくつも立てかけられている。壁には下絵が何枚も貼られて、イーゼルに立てかけられた作品があって、現場感満載の室内を見わたすとなんだか胸が熱くなる。アルゼンチン生まれの江戸っ子、板垣夏樹さんに制作と作品について話をうかがった。


<本当に表現したいものは非現実的ななにか>

―動物がたくさん描かれている下絵がたくさんありますね…これはアリクイ?ですか

 

 

いえ違います。自分の好きな動物のかたちを組みあわせてつくった、仮想動物ですね。頭部は象で、手足はワニとかの爬虫類、尻尾は馬にして仕あげています。最初のころはずっと現存の動物を描いていたのですけど、あるときから特定の動物の必要性を感じなくなって。

生きているもののかたちを採るのが好きでつくりはじめて、そのうちエゴがない動物に対する敬愛、特別な存在として表現したいという気持ちが生まれるようになりました。だから犬を描くときも「お犬様」で、神様を描いているような感覚というか。自分のなかでどんどん変化していって、最近こうした仮想動物を描くようになってきましたね。

 

「やまの仔」


―いつから動物を描かれているのですか

もともと生きものが好きで学部生の頃から描いてはいたのですけど、学内ではウケなくて。その方向性ではやりづらかったのもあって、大学院の修了展は人物を描いたりして。自分のなかで無難におさめてしまったという後悔があったんですね。それで本格的にやりたいことをやっちゃおうと開きなおったのが「アーティストグループ 風」展から。もう1回修了制作をやり直すような気持ちでした。

「オイヌサマンダラ」というメインのパネル2枚に掛け軸の一文字的な2枚が両端にある大作です。実家の犬をモデルに、一匹のいろんな表情を曼荼羅のようにつなげてつくったもので、後に出あった山曼荼羅につながるイメージにもなっています。本当に無心でやったら入賞しまして。大きいのでちょっとここでは広げられませんけど。(といって、部屋の隅にあった作品を見せてくれる)

 

「オイヌサマンダラ」


―日本のお犬様は狼が多いですけど、これも狼っぽいですね

実家の犬を写実的に描いた作品があって、そこからまたイメージしてかたちを変えて描いていますね。それほど現実的でなくていいので。もっというとお犬様としていますけど、神の化身のようなイメージが伝わればそれが犬じゃなくてもいいんじゃないかなと。


―そういう風に考えるようになったのは

現実ではないどこかを意識した自分だけがつくれる空間、表現をしたいという思いがあるからですね。最初に動物を描いていたのもそうした神秘的なものを感じたからです。大学院の修了制作ではドッペルゲンガーのイメージで描いていて、日本語訳では「自己像幻視」になりますけど、自分としては日本的な構成の平面がやはりおもしろいなと思えて。画面のなかの主役の必要性を考えていたりもして。「この人、どういうことを考えているだろう」と思わせる主役がいると、映画や絵本のように見ている側がその世界に入りこめるなとか。

 

「自己像幻視」


最初のころは自分のなかの感情のようなものを絵にしようとしていました。自分を投影できるモチーフということで女性を描いていたのが、人物じゃなくてもよくなり、動物じゃなくてもよくなってきているということですね。自分が本当に表現したいのは、人物や動物を扱いながらも非現実的な何かに変わってきています。


―大学院時代は何をされていたのですか

大学院のときは素描を大切にする研究室に在籍していたので、人物の素描ばかりしていました。「本当に自分がしたいことを模索したほうがいい」といってくれる先生で。でも何をしていいのかわからなくて、藝大が呼んでくれるモデルが来たときはとにかく描くようにしていました。クロッキーは誰にも見せなくてもいいし、ただ線をひくとか手を動かせばいいんです。

本画の合間にこれがあるとカチカチになった身体がいい感じにゆるんでくることがあるんですね。自分のなかの何がいいのかを反芻するという面もある。手数じゃなくて的確かどうかが大事だとそのたびに思わされるんですよ。抑揚の決めどころを練習するというか。しばらくやっていないとできなくなりますね。半年間やらなければしばらくカンが戻らないかもしれない。

 

―自分は本当に何がしたいのかは、ある程度時間がかかりますよね

すっと見つかる人もなかにはいるのかもしれないですけど、まぁでもあまりいないのかな。今だけのことではなく、死ぬまでやり続けられるのかという話になってしまうし、先のことはわからないから。だから自分の「今」の表現を積みかさねていって振り返ってみたら…ということになるのかもしれません。

あとはふっきることも大切なんじゃないですか。私は無意識にどういう人に評価されたいのかを意識してしまって、手がブレてしまうタイプでした。でも社会や誰かからほめられなくても、もういいや。「私の絵はこれです」というものを提示しようとふっきれてから、ちょっとずつやれるようになったかなと。


<写実と装飾の妙をめざして>

―絵の構成におもしろさを感じます

大学の古美術研究会で寺や仏像、絵画、彫刻などを見るようになって、私にはそれが逆に新しくオシャレに見えました。この要素は今の絵でも通用すると思える発見もあったりして。本格的に宗教画を描きたいわけではないので、それほど知識もないですし、「神話」という言葉をかりて本当にあるかどうかわからない世界を描きたいということですね。

オシャレな絵を描きたいというのはちょっとあります(笑)1年生のときにグループ展をやって、そのときのデザイン科の子たちがオシャレで…うん、そんなことを思いだしました(笑)自分でもいいな、飾りたいなと思える絵を目指してはいますね。

今は写実と装飾の絶妙ないいバランスを狙って奮闘している感じです。ウィリアム・モリスの植物文様のテキスタイルみたいに、山や草、樹とかなるべく文様にしていて。曼荼羅も同じパターンが繰りかえされているところに惹かれて描いているところがありますし。今後続けていくなかで、装飾的な平面の表現をもっと洗練させていきたいです。


―装飾によって写実が際立ちますね

やっぱり「生きものを描写したい」というところから始まっているので。実は母が獣医なんですよ。死別した父は獣医学の先生をしていて、実験動物という科だったので家に動物がきたりして。その動物を描いたりしていました。ああ…シベリアンハスキーっぽい犬が実家にいるのは偶然です(笑)曲線美というか、線の抑揚を描くのが純粋に好きだったので動物はぴったりでした。動物はそれぞれそのかたちであることが楽しくて。顔だけだと俗っぽくなってしまうので、尊い美しさが伝わるように最近は全身を描くようにしています。


―「やま神さま」は、そんな美しさが伝わりますね

 

「やま神さま」

 

山から生まれた山の子どもが大きくなって、山の神様になったという神話的なイメージをつくって描いたものですね。これは曼荼羅が好きになっていろいろ調べていくうちに知った、滋賀県の長命寺参詣曼荼羅図屏風や、富士山曼荼羅図に影響をうけていて。「オイヌサマンダラ」の作品のイメージに通じるものを感じて、かっこいいなと思った造形的な要素を自分の絵のなかに取り入れています。

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―「run!!(Hollyhock)」は躍動感ある狐と背景が印象的です

 

「run!!(Hollyhock)」

 

古美術研究会の旅行のときに、電車に乗っていて一瞬パッといい風景が見えるときがあるんですね。一瞬だからこその鮮やかさを絵にしたいなと思って描いた現実寄りの絵です。工場も多い下町で育ったので、京都や奈良のような自然の豊かな場所にいくと、見慣れていないこともあって特別な気持ちになるんですよね。それを思い出スイッチみたいにして自分のイメージで描くことで、神聖な異空間をつくりだしていくというか。植物の写生もしますけど、的確な表現のための練習か、純粋な楽しみかのどちらかですね。


<日本画素材の実験をかさねることで、自分だけの表現がうまれる>

―黄土系とブルーの組みあわせがいいですね

ブルーを黄土の色調に使うのは学部生のころからですね。古色の味わいがある黄土が好きで、大学を卒業してから色々な方法を試しはじめて、うまく扱えるようになってきました。最近は、薄紙に色をうすく重ねていって黄土をだすということをしています。それまで使うことが多かった麻紙だと、ちょっと色が沈んで厚くなってしまうんですね。この作品だと、黄口黄土と稲荷黄土、胡粉を目分量でまぜて使っていて。実際塗ってみるとニュアンスが違ったりして、その辺の計算とコントロールは必要になってきますね。

今は時代の気分として明るい絵が求められているような気がしていて、自分の気持ちとしてもそういうところがあって、派手な色を重ねるということを意識しています。


―黄土の透明感に驚きました。またしなやかな曲線の動物に映えますね

私は転写をするのがイヤで。日本画では大下図をカーボン紙、チャコペーパー、ねん紙などでうつすわけですけど、そうすると線が固くなって個人的に気に入らないかたちになってしまうんですよ。今では大下図を本画にあてて透かしてそれをなぞってから、裏打ちをしています。それからパネルに貼りこんで絵具を塗る、最終的にこの方法にいきつきました。そのやり方か、転写せずに直接描くかでないと、こうしたかたちはつくれないんです。

日本画は筆でささっと描ける筆法の技術力がないとあまりよいかたちにはならないと思っています。私は描写が好きなタイプですけど、最近は院展で絵具を重ねて洗ったりする重厚な日本画が流行っていたりして、どんどん絵具が重くなっています。パネルがでてくる明治以前は絹本が主流だったので今より絵具は軽いですし、収蔵という点からみても絵を巻けるっていいなと思いますね。


―巻物に描いたりされますか

軸装、私は好きで大学院のときに描いた作品があります。(といって押し入れをゴソゴソ探して見せてくれる)藝大とドイツのシュトゥットガルト美術アカデミー、韓国のソウル大学とで掛軸をテーマにした交流展の「三國G Spaceless」に出したもので。

まぁ時間もお金も結構かかって作品づくりの面からは現実的ではないですけど。表装するには裏打ちが必要で、それをできる表装屋さんが少なくて。昔ながらの和紋が入っているといかにも日本という雰囲気なので、一文字はシンプルな模様にしています。ほかにもいろいろ工夫すれば、最近の洋風の住宅でも飾れると思うんですよね。(といって居間に行って壁にかける)

 

 

―しっくりきますね。軸装、モダンな感じでいい!部屋全体が締まる感じですね

これを飾っていた時期もありました。よく眠れるんですよ(笑)自分の作品で気に入ったものはたまにこうして飾ったりしていますね。掛軸は持ち運びできて気軽に飾れていいですけど、保存という点からすると巻いたり広げたりする分、傷みやすくはありますね。


―自分が亡くなっても作品は永く残るものだから気になりますね

日本画の素材できちんとした技法で描けば、100年くらいは大丈夫といわれています。銀箔や胡粉とかカビやすかったり、金も剥がれやすかったりしますけど修復できますから。ああ…金をよく使っているのは好きだからです(笑)

基本的には純金箔を使うようにしています。黄土が好きなのも金からきていて。(板垣さんの手首には文字盤もベルトもゴールドの時計が!)金箔といってもいろいろな種類があって、黄土っぽい、オレンジがかった金が好きですね。自分の描写に金箔という質感があると活きるなと思っているんです。

素材をちゃんと扱えるまでに時間がかかりますけど、今では素材の力に助けられているなって。絵具ひとつにしても「使わせていただいている」くらいの気もちになることがあります。光によって奥にある下地の色が垣間見える、そんな日本画の絵肌が私には魅力的ですね。


<自分であるために作家として生きる>

―板垣さんの好きな作家は

最初はアンドリュー・ワイエス、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールといった写実系が好きでした。日本画を学ぶうちに動物画を描いている京都画壇の竹内浩一先生が好きになって。技法もちょっと参考にさせてもらっています。あとは狩野芳崖、「悲母観音」はやはりすごく上手だし、構成も見事であの時代のベストなんじゃないかと思います。私のベースにあるのは宗教画かもしれませんね。象徴としてのモチーフに惹かれるという意味で。


―獣医さんの娘ということもあって、他人の動物画にシビアそうですけど

私もまだまだですけど、写生していない人はすぐにわかってしまいますね。特に手脚をちゃんと描けていない人が多いという印象です。最近の私の絵では、いろいろな動物のパーツを組み合わせているので、一見犬にみえても脚は狐っぽくしていたりするんです。竹内浩一先生は精密にかたちを描いているわけではないですけど、きれいで不自然さを感じさせません。写生からいかに自分なりのかたちをつくりだすか、が大切になってきますね。作品をみた母からは「ちょっと違う」といわれることもあれば、「愛がある」といわれることもあります(笑)


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どこでもないどこか、何でもない何か。自分の仮想動物だけを集めた作品を中心にして、つくろうと思っています。今年になって初個展を開いて、今回で3回目になります。作家として目の前のことをしっかりやって積みかさねていき、一生絵を描いていきたいですね。

 

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1990年アルゼンチン生まれの東京育ち。東京藝術大学美術学部 絵画科日本画専攻 卒業。 東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻日本画分野 修士課程 修了。「2019年東武絵画市 美術特選逸品会」(@船橋東武 6階イベントプラザ)、「見参2019」(10/3~8@新宿パークタワー アトリウム1階・2階+ギャラリ-3)に出展予定。個展「どこでもないどこか」(11/7(木)~16(土)*日曜休廊 @京橋 四季彩舎)を開催予定。

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